5月17日、学校事務職員組合は24春闘において、県教育委員会に対する「賃金改善」「人材確保」「労働条件の改善」「働き方改革」など要求事項について回答交渉を行いました。
労使交渉に臨む基本姿勢を確認した後、単組で実施した「24春闘アンケート」の結果を踏まえ、賃金改善の必要性や人材確保の課題、業務改善の重要性などについて、重点的に協議しました。
県教委は、人事委員会の勧告を尊重するものの「具体的な改善について、現時点では困難」という姿勢を崩さなかったものの、組合からの提案や課題については、随時協議を行い、対策を検討していく考えを示しました。
今回の交渉では、組合の要求に対する具体的な回答は得られなかったものの、双方が今後も継続的な協議を行うことで合意しました。
組合は引き続き、組合員の声を聴きながら賃金改善や働きやすい環境づくりの実現に向けた協議を続ける方針です。